受験者(1)    NEXT →


(先生方、こんにちわ!)

[なるべく自分から大きな声を出して、笑顔と元気さをアピールするよう心掛けた]

A:
(こんにちわ。お座り下さい。)


(ありがとうございます)

B:
(それでは始めます。まず自分の名前と住所を教えて下さい)




(はい。私の名前は●●●です。私は1964年生れで、その年は東京オリンピックの年でした。オリンピックのトーチを日本語で聖火というでしょう?父は聖火の字をとって私に名付けました。)

A:B:(少し笑う)

[今年はアテネオリンピックで日本人選手が活躍したので、この話題からスタートすれば関連する問題が出るかと思ったが、その後期待は見事に裏切られた]


(私は千葉県松戸市に住んでいます。ここから遠くなく、大体一時間位です。しかし今日は...)

 A:
(今日は電車で来たのですか?交通機関にトラブルは有りませんでしたか?)



(そうです。今日は焦ってしまいました。強風が吹いたでしょ、駅で長いこと待ちました。電車がなかなか来なくてとてもやきもきしました。しかし電車に乗った後、電車の中から富士山が見えました。とても綺麗だと思いました。おめでたい兆しですよね?嬉しかったです。)

B:[笑いながら]
(そうですか、それは運が良かった)

A:
(おそらく今日は例外でしょうが、一般的に日本の電車等の交通機関は時刻がとても正確ですが、それは何故ですか?)




(私はこれは日本の技術と関係があると思います。日本では運行システムが発達していますから。また日本人はとても時間を順守するので1分早くても遅くても不満なのです。JR以外の地下鉄等の交通機関でも皆、こんな感じです。日本の長所でしょう。)

[自分でも何を言っているのかよくわからないし、適当な形容詞が思い浮かばず、説明不足だと実感]

A:
(次の問題です。日本では多くの人が自家用車を持っていますが、新車と中古車のどちらがいいですか?)

[え〜何でこんな事を聞くの?!意図不明。果たして私が聞きまちがえたのか不安に思いつつ、中国では今自動車ブームであることを思い出す]



(日本人は新車が好きだと思います。でももし自分で購入するなら中古車を買います。たぶん新車は盗まれます。最近このような事件が多発しています。私自身は車を持っていないので、この方面はあまり詳しくありません。)

[だんだん言い訳がましくなり、ちょっと恥ずかしくなる]

A:
(では、車を持っていないのは何故ですか?)


(運転免許は持っていますが、この20年ずっと運転していません)

A:
(それは何故ですか?)

[余計なお世話だ!と心の中で思いながら]




(それは1度交通事故を起こしたからです。怪我はしませんでしたが。その時私は自分の運転技術が下手で危険だと思い、自分には相応しくないと思ったんです。また、私が住んでいるところは交通が便利で、終電からバスに乗るのですが、12時まであるので、必要がないと思うのです。)

 A:
(あなたは生まれも千葉の松戸ですか?)


(はい)

 A:

(じゃあ、ずっと松戸に住んでいて、東京からも近くて..なるほど。そうそう、あなたは関東人ですよね。関西人と関東人の違いは何ですか?)

[え〜、また想像もしていなかった問題が出てしまったよ、と思いながら]




(私が思うに、これは歴史と関係があると思います。私には関西人の友人が何人かいますが、彼らは着飾るのが大好きで、料理は関東より関西の方が美味しいと思います。京都や奈良等の地方は歴史が長く、千年以上の歴史があります。私達関東人は江戸時代以降、たった数百年の歴史しか有りません。私達と違うのはこの点だと思います。)

[自分でもちゃんとした答えになってないなあ、と思いながらも、とっさのことで適切な言葉が思い浮かばず、どっと汗が出る。]

B:
(それでは時間が来ました。今日はここまでです。)


(はい、ありがとうございます)

[え〜もう終っちゃうの?何だかあっという間だったな...しかし]

[席を立ち、ドアの近くまで来て再度振り返り]

(では失礼します。さようなら!)

[本当はもう二度と会いたくなんかないのになあ...]

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終わってみて、こうして振り返ってみると反省すべき点がとても沢山あり、書いていて非常に恥ずかしい!もっとこんなこと言えば良かった、ああすれば良かった、とは思いますが、后悔莫及!(後悔先に立たず)前日まで必死に自分の中国語学習歴、日本の文化や時事問題、日中関係、天皇制度、少子化、年金、オリンピック、ヨン様ブーム、景気、小泉内閣の三位一体改革、イラク戦争、北朝鮮拉致問題、新潟中越地震、プロ野球、男女平等、高齢化社会等、自分なりにまとめて整理しましたが、一切出題されなかったので、正直なところ、ずっこけました。但し、質疑応答の直前になると、緊張のあまり頭が真っ白になっていたので、そういった意味では逆に開き直ってその場で思い付くことを話せたかな、と思います。かえって準備したのに思い出せずに上手く話せない自分に戸惑ってしまうより、素直な自分の考えをそのまま表現した方がよいのかしら、とも思いました。何故なら、普段自分が口にしない話題について試験の場でうまく話そうとしても、それは絶対よそ行きの言葉、つまり自分の言葉でなくなってしまうからです。本に書いてあるようなことをそのまま丸暗記して発表したところで、そんな感情のこもらない話を試験官が期待しているとは到底思えなかったからです。これは確かに質疑応答ですが、会話が弾まなければ意味がないと思うのです。そういった面では先生とアイコンタクトを取りながら、こちらも終始笑顔で対応できたと思っています。表現はつたなくても試験官の先生方は終始笑顔で聞いてくださいましたし、言葉に詰まって沈黙してしまうようなこともありませんでした。終わって時計を見ると、たった5分!あっという間で短かったです。でも正直なところ、ボロが出ないうちに終了して、自分はラッキーだったのかな、と今は思います。

最後に、今までのご指導、本当にありがとうございました。

又、来年も?宜しくお願いします????

 
 
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