受験者(3) ← BACK   NEXT →

A :
(こんにちは。座ってください。 )


(はい。)

B :
(お名前と年齢を教えてください。)


(○○と申します。今年は○才です。)

A :
(どこにお住まいですか?)


(横浜に住んでいます。)

A :
(それでは、今日、私たちはこれからいつくかの質問をしますので、答えていただけます?)


(はい。)

A: 
(日本人が写真をとるとき、よく指で“V”サインをするのですが、どうしてだと思いますか? )



(はい、そうですね。私は中国育ちなので、たしか最初の頃からそのことを気づきました。たぶん英語の勝利という意味だと思います。あまり確認したことがないのですが、皆が楽しければそれでいいと思います。)

A :
(楽しければいいですか。)[少し笑いながら]


(はい、そうですね。その時の雰囲気が楽しいければ、それでいいと思います。)

A :
(先ほど“V”は英語の勝利の意味だとおっしゃいましたが、日本人は英語が好きだと思いますか?どうしてだと思いますか?)




(はい、そうです。その理由は、たぶん戦後日本とアメリカは政治、経済の面で深くかかわるようになり、仕事の面では、もし英語ができれば、有利になるとか、日常生活では、外国人と接触するチャンスが少ないですが、英語の表記はたくさん見かけることが出来ますし、人々は英語ができることは自慢のできるいいことだと思っているようです。)

A :
(もしあなたは中国人または中国人の団体をつれて日本を観光するとき、どのようなところに気をつけるべきだと思いますか?)



(中国文化との違うところを紹介することです。たとえば、以前中国からの出張者を連れて京都を案内したことがあります。そのとき、中国の方から日本の観光スポットは質素な感じで、北京のきらびやかな建物と違うと言われました。日本はわびさびを重視しているので、その点は中国と違うと説明しました。その他、性格的には、日本人は控えめで、あまりはっきりしないところが有るとか。)

A :
(このほか、日本人と中国人の異なるところはなにかありますか?)

はい。たくさんありますね。
(日本生活に馴染みすぎて、とっさに思い出せなく、答えを考えながら)



(たとえば、悲しいときでも、照れ笑いすることとか。時々テレビで、家族を亡くしたのに、話しながら笑っているように見えるときがありますが...)

[もっと典型的なところを言えばよかった。なぜか思い出せなくて、試験後で後悔していました。]

A : [となりのB試験官を見ながら]
(そういうことがあるのですか?あなたは気づきましたか?)

B:
( そうですか。)[少し笑いながら]

[試験官の反応を見て、上記の答えは試験後一番気になりました。一応の答えをしたのはよかったのですが。]

B:
(先ほど中国の出身とおっしゃいましたが、日本に来て何年になりますか?)


(はい。○○年です。)

B :
(こんなに長く住んでいると、日本はもうすごく…)


(もうすごく慣れました。)

B:
(あなたの母国語は中国語ですね?)


(はい、母国語は中国語です。)
[日本国籍のため、試験官は名前から母国語がわからなかった。]

A:
(今日はこれで終わります。ありがとうございました。)


(ありがとうございました。)

試験後の感想:
 母国語による面接なので、会話自体は特に緊張することなく、簡単なものでした。むしろ中国語ネーティブにとって、この5分間の面接を勝ち取るために、最大な難関邦文試験を通過しなければなりません。個人的には、2002年度1次、2次(面接)の中国語試験を1回で通過し、3次邦文は2002年と2003年の2度挫折しました。今年3回目の邦文試験を合格したとき、感無量でした。


 
 
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